ビットコインをライトニングで送っちゃう企画舞台裏
正月はじめのコラムにて、お年玉としてビットコイン2022satsをライトニングで貰っちゃおう企画を行いました。
【2022/1/5】ビットコインをライトニングで受け取ろう!お年玉アンケート

これを機にウォレットを入れてみたり実際に送金してみたりした方もいたようで、楽しんで頂けたかと思います。
1月31日までですので、まだの方も是非トライしてみてください。実際にいじってみると楽しいですよ。
さて、今回はこの企画の舞台裏で、どうやってビットコインを送ったか、そこでのトラブルや解決した方法を共有させていただきます。
ライトニングはまだ不安定ではありますが、あともう一歩のところまで来ているかんじがします。
お年玉企画の舞台裏
ライトニングでのビットコインの受け渡し方は、PayPayなどのQRコード決済とそっくりなフローで行います。
今回の企画では下記のようなかんじでの実施となりました。
1. [アンケート回答者] ウォレットアプリにて2022satsを指定しインボイス文字列 (PayPayのQRコードに相当)を生成し、アンケートフォームに貼り付ける
2. [ビットコイン研究所] ウォレットアプリにてアンケートフォームにあるインボイス文字列を読み取り、送金OKボタンを押す
3. [アンケート回答者] ウォレットアプリが着金をお知らせ
インボイス文字列とはこんなかんじの文字列です。
lnbc20220n1psag4uhpp5n9g32596qk68ar6hn66shdakv0z8535g986ynxgxtedwnyrjgv0qdqu2askcmr9wssx7e3q2dshgmmndp5scqzpgxqyz5vqsp5qc2f9nazkv9qt4j64ypny89rdkcg87w5zjz3vu9yuet8s2jg4t4q9qyyssq6fzvptfaadnw6n3ttlw5dyxgleu474fke2gvkdj680f466u8nu032h7th9j2frqe5eknej3eclr93dqnm368fl45rh8605ludrhagagp8zc2g5
まるで暗号文ですね。分かりにくいので、対面でやりとりする際は素直にQRコードを利用しましょう。
今回の企画ではアンケートに利用したGoogleフォームが画像添付に対応していなく、QRコードのスクリーンショットを使う方式は断念しました。
さて、インボイスですがデコーダーサイト
に貼り付けることで中身を見ることができます(添付図参照)。

相変わらず暗号文ですが、DescriptionなどはInvoice生成に利用したウォレットが分かったりとちょっとニヤリとできます。
あとはExpiration Timeがインボイスの有効期限ですね。
86400 secondsということは24時間です。
今のところアンケートに答えて頂いた皆さんが使っているウォレットは、どれも24時間の有効期限を設定しているようでした。24時間ありましたので、なんとか送付を実施できています。
これが15分とかだとさすがにきついなあ、とか思ってたのですが杞憂でした。
さて、実際にこちらから送る際にはトラブルを想定して次のウォレット等からの送付を準備してのぞみました。
1. Wallet of Satoshi
2. BlueWallet
3. Bitfinex
4. Lightning Gifts
結果として、次の知見を得ました。
- Wallet of Satoshiからの送金は8割成功した
- 残りの失敗2割はBlueWallet, Bitfinexからの送金トライでも失敗した
- 失敗したものはチャネルのインバウンドキャパシティ不足が原因だった(直接本人とやりとりして確認)
- Wallet of Satoshiは、失敗したと画面上表示するが実際には送金が成功していた場合が数件あった(Wallet of Satoshiが待ちきれなくてタイムアウトしたっぽい)
- Wallet of Satoshiは、成功したと画面上表示されていれば実際に送金されている(当たり前ですが)
- Bitfinexは、送金したと画面上表示されていても後からやっぱ送れませんでしたとなることがある(ビックリ)
- Lightning Giftsは初見分かりにくいが、確実に送りつけるのに便利だった(詳細は後述)
- Wallet of Satoshiからの2022sats送金の手数料は0〜2satsだった(ルートによる?)
実際に試してみると意外なことも分かってよかったです。
Wallet of satoshiの送金失敗といっておきながら実際には成功している件、とか、Bitfinexの成功した雰囲気だしてて後からやっぱできてませんでした、となる件とかですね。
また、送金失敗からコンタクトとってのやりとりも結構楽しかったです。
不安定な技術という前提があるせいか、お互いに調べながら解決する、という流れの感じがよいです。
失敗を楽しむという感覚。
LIGHTNING GIFTS
今回の企画ではどうしてもウォレットから送れなかった場合のために最終手段としてギフトの形でおくるやり方も利用しました。これは、お年玉企画の際にコメント欄にて教えて頂いたものです。
どういう方法かというと、Lightning Giftsというビットコインをギフトとして送れるサービスを利用したやり方です。
仕組みとしては、彼らがビットコインをカストディアルに預かり、代わりに受け渡す仲介を担ってくれるかんじです。
はい、何言っているか分からないですね。
具体的に画像を見ながらステップを追いかけるとなんとなく分かるかもです。
次のステップを踏みます。
画面1:送りたいビットコイン額、その他メモを入力して預け入れのためのインボイスを作成

画面2:提示されたインボイスQRコードに自身のウォレットから2022satsを送る(預け入れ完了)

画面3:自動で受け取るためのURLが発行されるので、こちらをギフトを送りたい相手に送付

画面4:ギフト(URL)を受け取った人は、そのURLを開き、表示されたQRコードを自身のウォレットで読み取り、受け取り完了(上手くいかない場合は自身のウォレットで2022sats受け取るインボイスを作成し添付)

ちなみに、添付画像でのギフトURLはこちらです。是非、受け取りをトライしてみてください。
https://lightning.gifts/.../43db5ddb35ccb63959a03e9248616...
なお、先着一名の早い者勝ちで、その後にトライした方はエラーになってしまいます。ご了承ください。
こんな先着1名というところは、今回のお年玉企画ように沢山の方に1度に送る場合には使えないのがちょっとした難点ですね。
ライトニングは小さい金額から試せます。是非、遊んでみてください。
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