去年の振り返りと2022年の予想
あけましておめでとうございます。
2021年のビットコインはエルサルバドルでの法定通貨化や上場企業の相次ぐ購入などが話題になりました。一方で、NFTに期待する一般人や仕手ゲームがお好きなロビンフッダーを巻き込んで久しぶりにアルトコインの大相場といった感じになりました。
年始の予想みたいなのが出きったあとでこういう投稿をすると内容がかぶったりしてバツが悪いのですが、年末からツイッター離れしかけている自分はその情報格差を言い訳にして予想を書いてみたいと思います。
2021年の予想:答え合わせ編
まずは、2021年初にした予想の答え合わせから入ります。
シュノア署名&Taprootがメインネットでアクティベート→○
Speedy Trialという新しい方法でシグナリングがうまくいき、無事11月に導入されました。Taprootを利用した効率化はこれからという段階ですが、すでに次のソフトフォークで何を導入するかについて揉め始めています。(笑)
ライトニングの開発が盛り上がり、技術者が増え、普及が加速する→○
エルサルバドルでの法定通貨化によって数百万人がライトニングネットワークを利用できるようになりました。また、ライトニング関連の求人も大きく増加した印象があります。国営のChivo Walletがお粗末すぎることが足を引っ張っていますが…。
アメリカでビットコインETFの誕生→○
ビットコイン現物を原資産とするETFではありませんが、アメリカでビットコインETFが誕生したことも大きなイベントでした。また、ビットコインETFの上場時点から半月ほどして最高値をつけて反落しているのも概ね予想通りです。(GBTCがその随分前からプレミアムが消えてディスカウントで推移していることについては予想が外れました)
大手金融機関(アメリカのメガバンクなど)のBTC購入が相次ぐ→△
テスラ、Square (Block)などが該当しますね。はるか昔のように感じますが…
日本の金融業界でもビットコインの話題が盛り上がり始める→✕
期待を込めて予想してみましたが、見事に外れました(笑) 日本ではむしろNFTビジネスへの関心が強いようです。
価格1000万円→✕
2022年の予想
次のソフトフォークの提案はなし
Taprootが導入され、次のソフトフォークは何を入れるかという議論が少しずつ始まっています。OP_CTVなどが強く声を上げていますが、慎重派の意見をもつ開発者も多く、結局はある程度政治的な要素のあるプロセスが軋轢を生みそうです。次のソフトフォークとその導入プロセスは年内には決まらないと予想します。
ライトニングを活用したプロダクトが多数誕生
昨年末にMastering the Lightning Networkという本の出版で興味のある技術者がライトニングのプロトコルを活用する方法などを検討しやすくなったこともあり、今年はライトニングを利用したプロダクトやサービスが多数誕生するでしょう。ライトニングノードでDLCなどLN以外のプロトコルを利用するような使い方も増えてくると思います。
相場は横ばい
金融引き締めや課税強化の流れの一方で、資源や製品供給不安がインフレにつながっており、金融市場全体が先行き不安に包まれています。市場が安定していないときの仮想通貨市場も荒れがちなので、価格は右往左往する年になりそうな気がします。ただ、もし中央銀行が責任に耐えかねて緩和に舵を切るといよいよ法定通貨やばいんじゃないかという思惑で上がりそうです。
アメリカの交換業者かカストディアンが流出事件を起こす
これまでセキュリティ面で大きなインシデントを起こしていない印象のあるアメリカの仮想通貨取引所およびカストディアンですが、変なトークンを上場しているところが突かれるパターンに警戒したいです。2018年のコインチェックと同様、アルトコイン相場の上昇によってセキュリティ水準と価格の釣り合わないものがありそうです。日本と同じであれば、大きな流出事件を起こすと規制や世論が厳しくなるかもしれません。
自分の予想はこんなところです。このごろくだらない話が多すぎて疲弊気味なので、建前のオブラートに包まれた短期的な金儲け云々よりぜひ長期的で建設的な価値が注目される一年になるといいなと思います。
次の記事
読者になる
一緒に新しい世界を探求していきましょう。
ディスカッション