IPFS、Filecoinの関係とUtilityトークンの今後
少し長めのレポートとしてIPFS、Filecoinの概要とUtilityトークン全般の今後とLightinngの関係などについてまとめました。IPFSなど説明するのが難しいコンセプトで、これを説明しようとするとそれだけでかなり大変なのですが、詳細や専門用語はカットして、とりあえず知っておくべき、全体の何となくの概要と狙いなどが分かるレベルを目指しました。以下にレポートの結論部分だけ貼っておきます。
- IPFSはコンテンツベースアドレスとバージョン管理の概念を採用し、より分散化、効率化されたウェブを目指すプロトコル
- IPFSはブロックチェーン界隈でも評価が高く、トークンの画像や動画などの大きなデータの保管や、Dappsのフロントエンドの検閲耐性を高める為にすでに使われている
- ただし、大きなファイルを半永久的にホストするインセンティブにかける問題が存在しており、そのインセンティブ問題を解決しようとしているのが、IPFS上に構築されたFilecoin(コイン&ネットワーク両方)ということになる
- Filecoinネットワーク上ではデータのアップロード依頼や引き出し時にFilecoinでデータ保管者に支払いとして使われるだけでなく、データを持続的に保持するマイナー(データ管理者)に報酬として支払われたり、ネットワーク上の提供データ量に応じて新規発行されたトークンが分配される
- ただし、このインセンティブの仕組みはローンチ直後からすでに不満が噴出しており、マイナーへの経済インセンティブが厳しすぎること、マイニング参入の為のハードウェアの初期費用が高いこと、大規模マイナーの出現による集権化などがすでに起きている。
- またそれに対応するために突然ルール変更をいきなりしたり、Filecoinネットワーク自体は到底分散化されているとは言えない状況。
- 長期で見ればこのようなUtility系のトークンを組み込んだネットワークは淘汰されていくと考えらえれる。その代替手段としてビットコイン、特にLightningネットワークが外部のプロトコルのインセンティブ調整の為のペイメントレイヤーとして将来的に組み込まれる可能性がある
IPFS、Filecoinの関係とUtilityトークンの今後
そもそもIPFSとは何なのか? 1 IPFSはブロックチェーン業界でどのように使われているのか? 4 なぜFilecoinが必要なのか? 5 Filecoinのマイニングの仕組み 7 Filecoinの課題は何か? 9 ローンチ直後の騒動 9 データセンターの大規模化、集権化 11 ビジネス利用の難しさ 12 周辺をうろつく怪しい業者たち… 13 FilecoinなどのUtilityトークンの未来とビットコイン 14 結論 16 Filecoinが今月少し前にメインネットローンチしたのですが、期待値が高かった半面かなり大きな混乱とスキャム批判みたいなものも巻き起こってい…
次の記事
読者になる
一緒に新しい世界を探求していきましょう。
ディスカッション