「ステイホーム週間」にライトニング電子工作
こんばんは。今年のゴールデンウィークは「ステイホーム週間」になりそうですが、長い人で2週間にも渡る休みをどう活用するか迷っている方もいると思います。そこで、暇つぶしにビットコインやライトニングを活用したガジェットを作ってみたい方のために、家で作れる楽しそうな工作をいくつか紹介します。
①LN用小型ポータブルPOS端末「M5STACKSATS」
M5Stackという画面・キーボードのあるマイコンベースの超小型パソコンのようなものをベースに、自分のLndと接続するもよし、ノードがなければOpenNodeのアカウント(カストディアル)に接続するもよしのPOS端末です。
作り方は割と簡単で、Raspberry Piのセットアップと同じくらいの、初心者にも簡単なレベルだと思います。必要なファイルを全てダウンロードし、指示に従って少しだけ改変するだけです。Wifiの接続情報(SSIDとパスワード)を変更するのは少し面倒なので、最初に設定するときにスマホにテザリングする設定にしましょう。こうすれば場所に関わらずインターネットに接続できます。
使用感としては、起動した後、受け取りたい金額を入力すると画面にインボイスのQRコードが表示され、支払いを受け付けることができるという形になります。非常にシンプルなPOS端末ですね。
作り方 GitHubで見る YouTube動画を見る
必要なもの:
M5 Faces開発キット(テンキーつき)…$55.35
パソコン
Lndのノード、またはOpenNodeのアカウント
M5Stackをはじめとする廉価なIoT機器の多くがESP32という1個200円ほどで買えるWifi搭載のマイコンを使用しています。電子工作の経験がある方はご存知かもしれないArduinoというオープンソースのマイコンと同じ要領で使用できることも相まって、IoT用途で世界中の電子工作愛好家(メイカー)に愛されています。
スマホがあるし別にPOS端末は必要ないだろ、という指摘には、ロマンが足りない、と回答しましょう。(Watch-only walletのようなものなので、安全性・衛生面などで有利な場合はあるかもしれません。)
②LNで動作するキャンディマシーン(簡易自動販売機)
ボタンを押すと上部のガラス球から下部の出口にキャンディが出てくる機械を、即席キャンディ自動販売機にしたものです。置き物としての可愛らしさや、ダイエット・貯金方法などになるかもしれません。Eat candy, stack sats.
こちらは①よりは工作が少し難しく、キャンディマシーンを分解したり削ったりなどする必要があります。プラモデルを嗜む方や、DIYが好きな方は持っている工具かもしれませんが、そうでなければ工具を揃える必要があるので少しハードルが高いでしょう。100均にも売っているようなものが多く、電動ドリル以外は高い工具は必要ありません。
組み立てに、はんだ付けなど初歩的な電子工作が必要です。また、支払い成功時にキャンディマシンを作動させるためにスイッチをマイコンから操作するのですが、
作り方 GitHubで見る YouTubeで見る
必要なもの:
工具(ドリル、半田ごて、ニッパーなど)
電動キャンディマシーン、またはLN対応させたいガジェット
ESP32開発キットv1
電子ペーパーモジュール MH-ET LIVE、もしくはWaveshare 1.54インチ
細かい電子部品(ジャンパーケーブルなど)…詳しくはチュートリアル参照
LiPo電池
このプロジェクトに関しては、1時間ほどの詳細な動画で解説はされているものの、ページ形式のチュートリアルはない上に、同じモデルのキャンディマシーンが手に入れるとは限らないので再現が少し難しいです。
しかし、全く同じ要領で作れるものはたくさんあります。例えば以下のものをLN支払いに対応させた例が確認できています:
コーヒーマシン
遠隔餌やり機(鶏の餌に使用)
電飾・看板
カクテル調合マシン
十分にシンプルな構造のもの(古い型式のものなど)であれば、タバコなどの自動販売機も工夫次第でLN対応できるかもしれません。
③LNで動作する自動販売機
これは、かなりガチの木製自動販売機で、スナック菓子とかに対応しています。こちらは電子工作の知識が必要であったり、レーザーカッターで木材を加工する必要があったりと、かなり手が込んでいますが、その分本格的な自動販売機だと思います。お店をやっているならグッズを入れて店内に置くとかはできると思います。
作り方 Hacksterで見る
LNとIOTの相性は抜群
支払いにかかる時間が短く、スケール性も非常に高いLNはIoTと相性がいいと考えられています。実際に日本でもNayutaなどが、かなり前からLN×IoTを研究しています。なにより、今回紹介した電子工作では、LNを使うと比較的簡単なノードとのやりとりだけで支払いを受け付けられることが、ESP32という激安な電子部品を利用するお手軽さを実現させました。
来週は、支払いを受け付けるだけではない、最近提案されたIoTとLNの組み合わせ方を紹介します。
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