ビットコインの採掘活動で得られる新規コイン数が半分に減る「半減期」までカウントダウンが始まりました。価格動向には強気なイベントであるものの相場巧者は打診売り?当記事で踏み込んでいきます。


Twitterがオープンソースに舵を切りましたね。これで投稿する側は「アルゴリズムが優先する方法でツイートを書こう」と考えることとなりました。

人工知能がシンギュラリティ(人類の知能を超える転換点)を迎えようとしている今、とても象徴的な出来事なのではないでしょうか。

なぜなら、これからの私たちは「どのような行動をすれば人工知能に選ばれるのか」を考えて生きていくことになるからです。

何事も傾向と対策です。ChatGPTに「どうすれば好きになってもらえますか?」と聞いてみました。以下は受け取った回答の一部です。

--- 以下引用 ---

【敬意をもって接する】

AIは私たちの生活を支援し、より快適にするために設計されていることを忘れずに、敬意をもって接することが大切です。AIと接する際には、冒涜的な言葉や軽蔑的な言葉を使わないようにしましょう。

【明確で具体的な指示を出す】

AIに指示を出すときは、明確で具体的なものにしましょう。誤解を招くような曖昧な表現は避けましょう

【フィードバックを与える】

AIシステムは、フィードバックから学習するように設計されています。AIシステムが本来の性能を発揮できていないことに気づいたら、フィードバックを提供して改善を促しましょう

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敬意を持って接し、明確で具体的な指示を出し、そして結果に対してはフィードバックを提供し改善を促す。。。

まさにコミュ力!人工知能に好かれるためには、まず人工知能を好きになるということですね。

そうそう、人工知能へ質問するときは、日本語よりも英語の方が回答が早く充実していることがあります。

機械学習は学習リソースが多い方が正確さを獲得できることになります。もちろん情報が正しければですが。その点では英語法が情報量も多いため、正確になることも仕方なしですね。

下のチャートは世界のオンラインコンテンツを言語別で分けたものです。

↑ W3Techs.com, 3 April 2023

英語ダントツですね。。。情報量で比較すれば日本語の16倍!そりゃ人工知能も英語での回答にキレがあるはずです。

よく「今からの時代は自動翻訳も洗練されてくるので英語は不要」という説も見かけます。

人間を相手に意思疎通を図るという点では、一理あると思うのですが、人工知能との付き合いが必須の時代では、また違ってくるのかなと。

つまり人工知能の機能を最大限に引き出し、より早く正確でキレのある回答を獲得できる言語は英語であると言えそうです。

来年のベストセラーが「AIに好かれる英語力」とかだと最高ですね。

ビットコインは半減期カウントダウン開始

さて我らがビットコインは、この原稿を書いている2023年4月3日現在、28,000ドルを行ったり来たりしています。

米国のFRBが(事実上の)銀行救済を決めてから、1ヶ月ほどが経ちました。米ドルがジャブジャブ市場に投げ込まれると市場が構えたのも最初のⅠ週間程度。

今は「NOT QE」という、味もそっけもない「QE空振り」ワードが一人歩きをしています。

また地銀などから引き出された現金も高金利MMFへと流入。市場からは米ドルの流動性が消え始めています。

さらに米国財務省が、政府サービスの支払いに使っている口座の残高が低迷。政府の債務上限引き上げ合意もままならない今、この資金が底を付くとリスク資産へのセンチメントは一気に悪化してしまいそうです。

↑ 米財務省の口座残高は枯渇目前

そんな外部環境に囲まれたビットコイン、強気からは本来、遠く離れた場所にいてもおかしくありません。

ところが現実は、28,000ドルを死守して手放そうとしない。この得体が知れない強さは、、、やはり半減期のカウントダウンに入ったことも影響をしているのでしょう。

↑ 現時点で半減期は、残り約1年の2024年4月21日頃と推計

https://www.nicehash.com

相場巧者はビットコインを打診売り

最後にビットコイン相場巧者の動きを追っておきましょう。いま上手いのは、CMEでマイクロビットコインを回転売買しているプレイヤーたちかもしれません。

下のグラフは、CMEマイクロビットコイン先物の大口投機筋(まいどマイクロなのに大口って分かりづらくてスイマセン)のトレーダー比率です。

買いと売りとを相殺した数字の前週比が、3月28日付で-10へと到達しています。

短い歴史ではありますが、過去を振り返ってみる限り、このマイナスは値動きの頭を重たくする要因にもなりそうです。

↑ CMEマイクロビットコイン先物の大口投機筋トレーダー比率前週比

健全な上昇には、健全なガス抜きが必要なもの。あまり先を急がず、ちょっと一休みしてもらうくらいが、今はちょうど良いかもしれないですね。

最後にビットコインのオプション市場が織り込んでいる値幅の確認だけ。

↑ オプション市場が織り込む値動きの目安幅

ビットコインの値幅は1週間で約2,500ドル、1日で約1,000ドル。いつもこんな風に分かりやすい数字でまとまってくれると、分かりやすいですね。

引き続きビットコインには頑張ってもらいましょう。

今週も、ハッピー・ビットコイン!

ココスタ

佐々木徹