日本が海外でもっとも評価されていることは何でしょうか?米国の掲示板大手、Redditのホットトピックに上がっていたので、以下速報でお届けします。

  1. 自販機  酒から卵まで買える!
  2. 電車   時間が正確
  3. コンビニ 食料が美味しくて保険まで売ってる
  4. 綺麗   ゴミ箱まで持っていって捨てる人々
  5. 地震対策 備え・反応・回復の能力

What does japan do better than the rest of the world?

自販機、確かに的を得ているかも知れないですね。自販機を設置するには、ある程度の治安、利用者のゴミモラル、在庫管理の正確さが必要になります。そのあたりがまるごと評価されたような印象ですね。

このような掲示板は、だいたい上の方にメジャーな意見が出て、下の方に行くとニッチな意見が出てきます。少数派はニッチでコメントが分散するため票が割れ、上がってこないんですね。

それら少数を拾っていくと、日本を以下のように評価する人も一定数いるようでした。

訪問するのと住むのでは大違い:生活しても外国人は絶対に社会になじめない。どこまで行っても一線を引かれて仲間に入れてもらえない。子供も大人も同じ。

技術を実用化するのが得意は大嘘:医療、政府、銀行などひどいテクノロジーで未だに90年代。高齢化と同質社会で何十年も変わっていない。自動販売機など昔からあるものだ。

戦争犯罪の隠匿:WW2で犯した戦争の犯罪を無かったことにして、隠匿をするのが得意な国だ。

不幸感:誰も笑っていないし、暗い雲に覆われているようだった。憂鬱な空気感が国全体を覆ってしまっている。

皆さんは、何か共感を感じる要素はありましたでしょうか?またコメントなどで教えて頂けると嬉しいです!

上がり損ねたビットコイン

さて本題のビットコインに戻りましょう。今の状況を一言にまとめると、、、

上がり損ねた

これで決まりではないでしょうか?少し振り返っておきましょう。

今のビットコインは、Vol.205で述べたラウンド戦略(下図参考)で利確され、完全に沈黙状態へと移行をしています。

↑ Vol.205から再掲:ビットコインラウンド戦略

その後のビットコインは3万ドルの壁に抑えられるとともに、米国の債務上限問題の不安を受けてズルズルと下落。

5月30日には、バイデン大統領が共和党との合意報道で28,000まで戻すも、早々に週明けの窓を埋めての全もどし。

人工知能株と円建ての日経平均に主役を奪われ、出来高は縮小し得意のボラティリティ(価格変動の幅)まで喪失しています。

一時期は規制当局にレバレッジ2倍(つまり、証拠金の2倍までの資金を投入できること)さえ危険と認識されていたビットコインの値動き幅は、すでに人工知能株の後塵を拝しています。

↑ ChatGPTローンチの22年11月30日から騰落率を比較(オレンジ:ビットコインETF ローソク:人工知能株ETF)

見方によればビットコインが先に上昇し、後から人工知能株が追いついたように見えなくもないですね。

一方で4月中旬からの時間軸で見ると、ビットコイン下落 VS. 人工知能株の上昇とは対照的な動きになっています。

相場巧者の売り玉

さてCMEビットコインの先物市場で上手い参加者といえば、マイクロビットコインさんでしょう。

下記のグラフは、マイクロビットコインにおけるアセットマネージャーの売りポジション(売り玉)の残高の変化を示しています。

2023年5月16日に突如として、630枚の売りポジションがマイクロビットコインに積み上げられました。

米国の債務上限騒ぎに保険を掛けたかと思いきや、合意が決まった後も撤去されず、むしろ若干増やされています。

前回600枚のポジションが積み上げられたのは2022年6月7日でした。今、この原稿を書いているのが2023年6月5日なので、ちょうど1年前のことですね。

米国中央銀行のFEDが金利を0.75%引き上げたのは2022年6月16日でした。市場予測は0.5%の上昇だったので、このショックでビットコインは、11日間で40%の価格下落となりました(下図)。

とはいえ2022年6月はTerraショックもあり、ビットコインは連邦準備制度理事会 (FED) の利上げを待たずにすでに下落トレンドに入っていました。現在とはかなり違い、市場の雰囲気も異なっていました。

それよりも、私が現在感じている状況は、2023年3月にシルバーゲート銀行が破綻した際にビットコインが調整した時に近いものです。

○ 米国の長短金利差(10年 Vs. 2年)は下落しており、現在は-0.8%

○ それぞれがFOMC(連邦公開市場委員会)のブラックアウト期間を経験

○ しかし半減期1年前で地合は悪くない

とりあえず、誰もが注視するであろう200日の移動平均線は、23,000ドル付近に位置しています。

徐々に26,000を脅かす展開がくると、そのタイミングで何故かうまい具合に報道が出てくる、というのは見慣れた光景となっています。

今週はFOMC前のブラックアウトになります。

参考:ブラックアウト期間とは米国連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される前々週の土曜日から始まり、会合翌日の木曜日まで続きます。この期間中、FOMCのメンバーやスタッフは、FOMCの議論や決定に影響を与える可能性のある発言や行動を控えなければなりません。これは、FOMCの独立性と公平性を保つためです。(GoogleBardより)

またドル円自体は140円を突破しに来ていますが、投機筋の建玉を見る限り、かなり残弾を打ち尽くしてしまい残っている弾倉はカラっぽです。

どうなるかは分かりませんが、仮に円が買い戻される展開がくるのであれば、円建てのビットコインは下落の速度も上乗せされる余地があります。

いまいちど、シートベルトは確認しておきましょう。

引き続き、ハッピー・ビットコイン!

ココスタ

佐々木徹