New Liberty Standard:ビットコインに価格をつけた世界初のビットコイン取引サービス
世界初の暗号通貨取引所と言えばギネス世界記録に登録されている「Bitcoin Market」が知られています。

一方で、Bitcoin Marketに先駆けて初めてビットコインとドルの為替レートを公開し、取引を行っていたサイトが存在します。
そのサイトの名前は「New Liberty Standard」といい、ビットコインの黎明期を支え約1年ほどで忽然と消えた幻の取引所と言われています。
本稿ではNew Liberty Standardの実態に迫るとともにビットコインへ最初どのように価格が付き取引されていたのか、その真相をまとめて考察していきます。
さっそく本題に移りましょう。
New Liberty Standardとは
New Liberty Standardは、2009年10月5日にビットコインとドルのレートを算出し公開した世界初のビットコイン取引サイトです。Genesis Blockがマイニングされてからおよそ9か月後という時期に登場したことになります。
サイトではPayPalを利用することでドルと引き換えにビットコインを売買するサービスを提供していました。
運営者は匿名で現在も正体は不明ですが、bitcointalkというビットコインのフォーラム上では「NewLibertyStandard」の名前で活動を行っていました。

NewLibertyStandardはu=26であることから比較的初期の登録者であると考えられます。ちなみにサトシ・ナカモトはu=3です。
New Liberty Standardが初めて公開したビットコインとドルのレートについては以下の画像をご覧ください。

2009年10月5日にサービスが開始されたので初回レートは1ドル=1,309.03BTCであり、1日ごとにレートが更新されていたことがわかります。
さて、ビットコインに価格など存在せず現代のように需要と供給で価格を設定することがなかった時代にどのようにしてレートを算出したのでしょうか。
電気代からビットコインの価値を算出
ビットコインの初回レートはなんと「電気代」をもとに価値が算出されています。具体的には、New Liberty Standardの運営者自身がマイニングにより使用される電気代を用いてたようです。

こちらは過去のWebサイトを保存・公開しているサービスの「web.archive.org」により閲覧可能なNew Liberty Standardのアーカイブページです。
アーカイブによると当時の電気代によるビットコインのレートの定義が事細かに書かれていました。
Our exchange rate is calculated by dividing $1.00 by the average amount of electricity required to run a computer with high CPU for a year, 1331.5 kWh, multiplied by the average residential cost of electricity in the United States for the previous year, $0.1136, divided by 12 months divided by the number of bitcoins generated by my computer over the past 30 days.
1ドルを、高性能CPUを搭載したコンピュータを1年間稼働させるのに必要な平均電力量である1331.5kWhで割り、前年の米国における平均的な家庭用電気料金である0.1136ドルを掛け、それを12ヶ月で割り、さらに過去30日間に私のコンピュータが生成したビットコインの数で割った値。
なおこちらの算出方法は2010年に入ると複雑化しており、移動平均とブロードバンド回線費用などの項目が追加され、上記の定義が2009年限定であることに注意が必要です。
ここからはビットコインのレートの定義を用いて2009年当時の算出方法を定式化してみます。数式が苦手な方は次のセクションまで読み飛ばして頂いても構いません。
まず1ドルあたりのBTC数を \(X\)、運営者が過去30日間にマイニングにより生成したビットコインの数を\(N\)とおきます。これらを用いて文章通りに数式にすると次の式になります。
ここで式を次元で追うとおかしな事に気が付きます。
最終的な単位がBTCとは紐づかないのはどういうことでしょうか。原文は掛け算や割り算の順序が複数の解釈をすることができる文章となっており、安易に文章通りに式を立ててはいけなかったのでしょう。
ここで正しい計算式を求めるために変数を導入します。
- \(E\)=1331.5kWh / year(年間電力消費量)
- \(p\)=0.1136$/kWh(前年の平均電気料金)
- \(N\)=過去30日間に生成されたBTC数(単位:BTC/month)
詳しい立式の方法は省きますが変数を用いて次元を合わせることで以下の数式を立てることができます。
\[X=\frac{$1.00}{\frac{E×p}{12×N}}=\frac{12N}{E×p}\]
確認のため次元を追ってみましょう。
| 操作 | 単位 |
|---|---|
| E×p(年間電気代) | kWh/year × $/kWh = $/year |
| ÷12(月換算) | $/month |
| ÷N(月産BTC) | ($/month)/(BTC/month) = $/BTC (=1BTCあたりの電気コスト) |
| $1.00 ÷ 上記 | $ ÷ ($/BTC) = BTC |
最終的にBTCという単位になるため数式が正しい為替レートの計算式であったことを確認できました。
逆算検証:公開レートから運営者の採掘量を推定できる
2009年当時の為替レート \(X\)の計算式は次の式であることがわかりました。
\[X=\frac{12N}{E×p}\]
ここで式変形を行い公開されている為替レートを代入することで、運営者が過去30日で採掘したビットコイン数\(N\)を求めることができることに気づきます。
\[N=\frac{X(E×p)}{12}≒12.6049×X\]
- \(E\)=1331.5kWh / year(年間電力消費量)
- \(p\)=0.1136$/kWh(前年の平均電気料金)
\(E\)や\(p\)は固定値であることから式を単純な形に落とし込むことが可能です。実際に2009年10月5日と2009年12月7日~12月20日の公開レートを適用すると以下の表のようになります。
| 日付 | 公開レート(BTC/$1) | 逆算N(BTC/30日) | ブロック数(÷50 BTC) |
|---|---|---|---|
| 10/05 | 1,309.03 | 16,500 | 330 |
| 12/07 | 1,392.33 | 17,550 | 351 |
| 12/08 | 1,428.03 | 18,000 | 360 |
| 12/09 | 1,455.80 | 18,350 | 367 |
| 12/10 | 1,491.50 | 18,800 | 376 |
| 12/11 | 1,503.40 | 18,950 | 379 |
| 12/12 | 1,562.90 | 19,700 | 394 |
| 12/13 | 1,618.43 | 20,400 | 408 |
| 12/14 | 1,626.37 | 20,500 | 410 |
| 12/15 | 1,626.37 | 20,500 | 410 |
| 12/16 | 1,606.53 | 20,250 | 405 |
| 12/17 | 1,630.33 | 20,550 | 411 |
| 12/18 | 1,622.40 | 20,450 | 409 |
| 12/19 | 1,586.70 | 20,000 | 400 |
| 12/20 | 1,594.63 | 20,100 | 402 |
\(N\)をマイニング報酬(50BTC)で割ることで、1か月に採掘したブロック数(一番右の列)も導き出せます。
この表から読み取れることを簡潔に書いてみます。
- 2009年12月時点で1日あたりおよそ12ブロックほど単独で採掘できたこと
- 当時1日あたり約130ブロック採掘されていたため、約9.2%のマイニングシェアがあったと考えられます
- 10月の330ブロックから12月の411ブロックへ約25%採掘量が増加していること
- マイニングの難易度が2009年12月30日まで一度も難易度が変わっていないことを加味すると、運営者のマイニングにあてるコンピュータのリソースが増えたことを示唆している
- 採掘量が増えるほどレート(BTC/$)は上がる=BTCの価値は安くなっていること
取引の実態はGmailアドレス
New Liberty Standardのビットコインの取引方法についても解説します。
まずはサイト掲載の原文をご覧ください。
To buy or sell bitcoins, please send an email to newlibertystandard@gmail.com stating how many bitcoins you would like to buy or sell.
Currently only PayPal is accepted for payment. The rate changes at midnight Greenwich Mean Time regardless of whether the new rate has been posted.
The time at which the financial transaction begins determines the rate for the transaction.
ビットコインの売買をご希望の方は、購入・売却したいビットコインの数量を明記の上、newlibertystandard@gmail.com までメールをお送りください。
現在、お支払いはPayPalのみ対応しております。レートはグリニッジ標準時(GMT)の深夜0時に更新されます。新しいレートがまだ掲載されていなくても、その時刻をもって更新されたものとします。
取引が開始された時刻をもって、その取引に適用されるレートが決定されます。
世界初のビットコイン取引サイトの取引方法は「newlibertystandard@gmail.com宛てにメールを送り、何枚買いたいか/売りたいかを書く」という簡易な方法であったことがわかります。
おそらくレートの計算は自動化されておらず、運営者が手動で計算をして公開していたため、更新時刻を過ぎても新しいレートが公開されていないこともあったのでしょう。
資金決済法(2027年度内に金商法へ移行)やMiCAなどの規制が敷かれている現代において、ビットコインの取引がNo KYCなメールアドレスによる取引であったことに驚きを覚える人もいるのではないでしょうか。
MiCA(Markets in Crypto-Assets Regulation)について過去のビットコイン研究所でも一部取り上げていますので気になる方はぜひご覧ください。

初期の取引は商売ではなく応援
2009年10月5日にサービスが開始されたNew Liberty Standardですが、7日後の10月12日に行われた取引の内容が公開されていることはご存知でしょうか。
この取引はフィンランド出身のプログラマーであるMartti Malmi氏(ビットコインフォーラム名Sirius)がNew Liberty Standardのビットコイン取引サービスを支援する一環として5,050BTCを5.02ドルで売却したことで知られています。

現在確認されているビットコインとドルの取引においてこれが世界初の法定通貨と暗号資産の取引(オフランプ)ということで有名です。
該当トランザクションはこちら。

アウトプットを見ると5,050BTCが送金されていることがわかります。このトランザクションはMartti氏本人がメールを復元してトランザクションを特定しているのでほぼ間違いないでしょう。
Martti氏およびNewLibertyStandard(運営者)のサトシ・ナカモトとの関係
Martti Malmi氏やNewLibertystandard(運営者)は初期のビットコインフォーラムのユーザーであり、サトシ・ナカモトとフォーラムでやり取りをする関係であったことが以下のスレッドから伺えます。

スレッドによるとBitcoin 0.2のリリースに際して、Martti氏はコーディング作業をいくつか行い、NewLibertyStandard(運営者)はLinux版のテストを行っており、サトシ・ナカモトが感謝を述べています。
New Liberty Standardのその後
New Liberty Standardの正確なサービス終了日ははっきりしていません。人々に徐々に忘れられていき、ウェブサイトも最終的にオフラインになりましたが、衰退の経緯は一次情報に残されておらず、サービス終了の理由や日付けについては知る由もありません。
しかしビットコインの価格算出方法に関する課題や新たな取引所の出現が要因にあることは想像に難くありません。
一方で運営者はビットコインのフォークを行いアルトコインを作成していたことからも開拓者精神を持った人物であることが推察されます。
New Liberty Standardの価格算出方法に関する批判
2010年2月10日にユーザー名「m0mchil」という人物により「NewLibertyStandard's methodology」という題名でスレッドが投稿されました。

最近考えたことについて、皆さんの意見を伺いたいと思います。NLS(NewLibertyStandard)は、1日あたりのビットコイン(BC)生成にどれだけのエネルギーが使われているかを計算していると述べています。もし生成に参加するユーザーが増えていけば、同じ量のエネルギーを使っても、NLSが生成できるBCの数は減っていくことになります。したがって、価格は上昇するはずです。
つまり、NLSの手法は間違っている、ということです 🙂
(m0mchil)
m0mchilによるとマイニングに参加する人が増えれば、同じ電力消費でも1人あたりが得られるBTC枚数は減っていく(=採掘の実質コストは競争によって上がっていく)はずなのに、NLSの手法ではそれが十分に反映されていないという批判です。
上記の批判に対してNewLiberty Standard(運営者)は以下のように返信を行っています。

その通りです。ユーザーベースが増えればビットコインの価値も上がり、ユーザーベースが減れば下がると考えています。私は自分の電気使用量を実際に計測していますが、それはほぼ一定です。
具体的に何が間違っているのか、もう少し詳しく教えていただけますか?
運営者はm0mchilの指摘に対して同意はしているものの、手法への欠陥への回答をしていないことが伺えます。「具体的に何が間違っているのか」と聞き返していることからも、計算式が採掘競争の激化を織り込めていないという定量的・構造的な問題を把握していなかったことが考察されます。
その後このスレッドでは運営者本人はコメントを残していませんが、「riX」という人物が仲裁的な整理を行っていたのでご紹介します。

彼(彼女)が言いたいのは、あなたの計算式だと、電力価格を一定と仮定した場合、価格は「生成に参加している人数」に比例してしまう、ということだと思います。ビットコイン生成に使われる総処理能力は時間とともに増えていくと「分かっている」わけですから、その価値も上昇していくことが分かっているはずで、為替レートを決める際にはこの点を考慮に入れるべきだ、ということです。
ただ、現時点ではあなたが売買双方を行っている唯一の存在なので、あなたの手法はそれで十分に良いと思います。今後もっと多くの人が両替サービスを始めれば、大多数が使う計算式が「みんなが使わざるを得ない」ものになっていくでしょう。なぜなら、取引コストを超えるような為替レートの差があれば、裁定取引者(アービトラージャー)に簡単に利用されてしまうからです。
こちらの投稿で興味深いのは、市場そのものを運営者一人が作っている状態であり、理論的な精緻さよりも、今のところ十分に機能していることを評価していることです。
スレッドは全体として「Bitcoinの価格は何によって決まるべきか」という、通貨としてのビットコインの根本的な問いに対する最初期の議論の記録として価値があるのではないでしょうか。
またNew Liberty Standardがサービスを終了した理由として、スレッドで議論を行っていた手法の欠陥も要因の一つとしてあるのだと筆者は考えます。
新たな取引所の出現
New Liberty Standardがマイニングを行う電気代によりビットコインの価格を算出していたのに対して、現代の取引で用いられる需要と供給による価格の算出を行う取引所が2010年代に登場し始めました。
世界最初の取引所と言われる「Bitcoin Market」はユーザー名「dwdollar」という人物により2010年1月15日に構想を公開しています。

皆さん、こんにちは。私は取引所を構築中です。まだやるべきことはたくさんありますが、大きな構想を持っています。これは、人々が互いにビットコインを売買できる本物の市場になります。
Bitcoin Marketが正式にローンチをされたのは2010年3月17日のことで、PayPalをBTCと法定通貨との交換手段として受け付けていました。重要なのはBTC価格が私的な取引や固定レートの見積もりではなく、実際の売買注文を通じて公開のBTC価格が形成される点にあります。
また資金がハッキングされたことで有名なMt.GOXという取引所も同時期の2010年7月18日に発表を行いサービスを開始しています。
Bitcoin MarketやMt.GOXのような取引所の出現により、New Liberty Standardの存在感が薄れサービスが終了していったのでしょう。
ビットコイン研究所ではMt.GOXが被害を受けた理由を詳しく解説していますので興味のある方は以下の過去記事をご覧ください。
運営者によるフォークコインの作成とは
取引サービスの終了後なにも活動を行っていないと思われがちですが、運営者のフォーラムにはGithubリンクが張られていることに気が付きます。
NewLibertyStandard(運営者)自身がこちらのプロジェクトをフォーラムにて説明していました。

Treazantは、ビットコインの報酬がこの先ずっと一定であってほしいと考える人向けのものです。ブロックチェーンの確認処理はASICハードウェアが登場次第再開する予定です。クライアントは動作させるのに、ごく些細な変更を数点加えるだけで済みます。あれば便利だが必須ではない要素として、ビットコインからウォレットをエクスポートしてTreazantにインポートする(その逆も)機能があります。もし昨日の報酬半減以降に送金取引をしていなければ、単純なコピー&ペーストでのバックアップ・復元がうまく機能するはずです。
こちらは2012年11月28日に起きた史上初のビットコイン半減期(ブロック210,000、報酬が50BTCから25BTCへ半減)に合わせて、「報酬を半減させずに一定のまま維持する」フォークコインとして立ち上げられたプロジェクトであることがわかります。
コミュニティでは「新たなシットコインが誕生したね」と批判が集まり、わずか1日で技術的な欠陥を理由にプロジェクトを撤回しています。
NewLibertyStandard(運営者)という人物が開拓者精神を持ち、実験を行うことが好きなエンジニアのような人物像であったのだろうと印象付ける出来事であり、取引サービス終了後も活動を続けていたことが伺えます。
番外編:ビットコインのシンボル「₿」
番外編としてNewLibertyStandard(運営者)による大きな貢献をご紹介して終わります。
現在ビットコインで用いられている「₿」(Bの二本線)のシンボルが有名ですが、その原型となるシンボル(Bの一本線)はNewLibertyStandard(運営者)が2010年2月5日に提案をしていたことはあまり知られていない出来事なのではないでしょうか。
運営者の提案によりビットコインにおけるシンボルが議論され始めたことがわかるスレッドが存在します。

私は、公式のビットコイン通貨記号としてタイバーツの通貨記号「฿」を、公式のビットコインの3文字通貨コードとして「BTC」を採用することを提案します。
ビットコインのシンボルの原型は実はタイバーツの通貨記号であったようです。
しかし既存の通貨のシンボルを用いるのは紛らわしいのではという批判もあったようで、「Sabunir」という人物が以下のようなコメントを残しています。

既存の通貨記号を使うと、混乱を招く可能性があると思います。また、その記号はほとんどのキーボードにキーとして存在しないため、簡単に入力できないという欠点もあります。アンパサンド(&)の方が良い選択肢だと思います。
3文字のコードはBTCで良いという意見には賛成です。
こちらのコメントに対してNewLibertyStandard(運営者)は以下のように反論を行っています。

複数の通貨が同じ記号を使用することに何の問題もありません。多くの異なる通貨がドル記号「$」を使用しています。アンパサンド「&」は、接頭辞としての複数の用途を含め、すでに非常に明確な意味を多数持っています。これは決して通貨記号ではなく、通貨記号として使用すると、すでに存在するあまり知られていない通貨記号を使用するよりもはるかに混乱を招くでしょう。汎用通貨記号「¤」があり、私はこれを使おうかと考えていましたが、非常に美しい「฿」に気づきました。UbuntuではCtrl+Shift+U 0E3F、WindowsではAlt 0E3Fを押すと「฿」と入力できます。私はこれを使用するつもりで、普及することを願っています。
スレッドをみると様々なユーザーがシンボルを議論しており、他の提案も以下に列挙しておきます。
- &
- ¤
- ฿₡
- bc
- B
- ❂
- Ⓑ
ビットコインが上記で挙げたような見慣れないシンボルになっていた可能性もあることを考えると面白いですね。
上記の提案に対して初めてビットコインをサトシ・ナカモトから受け取った「ハル・フィニー」も議論に参加していました。

興味深いことに、いくつかの説によれば、ドル記号はもともと縦棒が1本ではなく2本だったという。
http://en.wikipedia.org/wiki/Dollar_sign
http://en.wikipedia.org/wiki/Cifrão
また、Unicodeでは、フォントデザイナーの好みに応じて、この文字を1本の線で表示することも、2本の線で表示することもできるとされている。
ビットコインのシンボルは2010年2月24日にサトシにより更新されましたが(投稿)、ハルフィニーのコメントも大きく貢献していそうです。
まとめるとNewLibertyStandard(運営者)がビットコインのシンボルに関する原型の提案を行い、様々なユーザーが議論をする中でサトシがシンボルを取り決めたようです。
ビットコインのシンボルは年代により少しずつ変わっており、現代のシンボルはBitboyという人物によりデザインされています。詳しくは以下のサイトにまとめられているのでご覧ください。

まとめ
New Liberty Standardは、2009年10月5日にビットコインとドルの為替レートを世界で初めて公開・提供した取引サービスです。運営者は匿名(bitcointalkでは「NewLibertyStandard」)で、レートはマイニングにかかる電気代をもとに手動で算出し、PayPalとGmailでのやり取りという簡易な方法で取引が行われていました。7日後の2009年10月12日には、Martti Malmi氏がサービスを支援する形で5,050BTCを5.02ドルで売却しており、これが確認されている世界初の法定通貨とビットコインの取引とされています。
その後、2010年に入ると価格算出手法の理論的な欠陥(マイニング競争激化を織り込めていない点など)がコミュニティから指摘され、また需給に基づく価格形成を行う「Bitcoin Market」やMt.GOXといった新興取引所が登場したことで、New Liberty Standardは徐々に存在感を失い、いつの間にかサービスを終えました。
運営者はその後も2012年の半減期に合わせた分岐コイン「Treazant」を立ち上げるなど活動を続け、さらに現在のビットコインシンボル「₿」の原型となるタイバーツ記号「฿」の採用を提案した人物としても知られています。
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